2013年10月21日月曜日

香川県荘内半島周辺海域 目視観察 ①

香川県粟島周辺海域での海面調査を、2013年10月21日に実施しました。

今回は高い高度からの観察ではなく、調査する範囲、飛行高度、飛行速度をあらかじめ決めて飛行することにします。

図Aのとおり、香川県の西側に位置する庄内半島の東西方向において、緯度2分毎に調査ラインを引き、その調査ライン上を飛行範囲とします。出っ張っているところが庄内半島で、庄内半島の東側にある島が粟島になります。飛行高度は150m、飛行速度は時速140km/hに設定します。

図A
図Bは、この観察でスナメリを発見した場所を書き加えたものですが、合計28頭のスナメリを観察することができました。

図B
目撃した回数は、庄内半島の東と西であまり差はなかったのですが、頭数は、西側では1頭や2頭の比較的小さな群れで6頭、東側の粟島周辺では、複数の群れから構成されていると思われる比較的大きな群れで18頭を観察することができました。